GRASSLAND CRISIS
草原の危機
年々減っていく
阿蘇の草原面積
かつて、草原は家を作り、家畜を養い、農業の堆肥となる貴重な資源でした。しかし、農業の機械化や化学肥料の普及、茅葺き屋根の減少など、農業形態や生活様式の変化に伴い、資源としての草原の必要性は希薄になってきました。さらに、過疎と高齢化による野焼きの担い手不足により、阿蘇の草原は、消滅の危機にさらされています。
草原が減る原因
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放牧の減少
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野焼き担い手不足
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生活様式の変化
草原を守る人たちの活動
地元の牧野組合、野焼き支援ボランティア、草原を訪れる人など、草原に寄せる人々の行動と思いによって、草原は守られています。
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牧野組合
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野焼き支援ボランティア
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草原に訪れる
RULES
草原を守るためのルール
アクティビティに参加するなど、草原に立ち入る際にはガイドの指示に従ってルールを遵守しましょう。それが、草原を守り、持続的に活用できる環境づくりにつながります。
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持ち込まない
口蹄疫などの病気を持ち込まないよう立ち入り前に石灰での消毒などを行いましょう。
※ガイドの指示に従ってください。 -
許可なく草原に立ち入らない
草原への立ち入りは許可が必要です。許可を得た草原以外には立ち入らないようにしましょう。
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動植物を持ち出さない
草原内の動植物を取ったり持ち帰らないこと。野生動物にエサを与えるのもNG。
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ごみは持ち帰る
ごみは捨てずに必ず持ち帰りましょう。また草原内外でごみを見つけたら、持ち帰るようにしましょう。
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火気厳禁
アクティビティガイド以外の火気使用は厳禁!山火事などを防ぐためにも草原で火を使用しないこと。
What we can do for grasslands
草原のために今日からできること
草原の支援をするためには、たくさんの方法があります。野焼き支援ボランティアをはじめ、直接関わる支援はもちろん、阿蘇を訪れて楽しむことも、草原について学ぶことも、すべて草原の未来につながります。
- 草原に関心を持ち、学ぶ。観光やアクティビティを楽しむ
- 阿蘇あか牛肉料理認定店の料理を食べる
- あか牛直送便を取り寄せる、野草堆肥を使った農作物を買う
- 野焼き支援ボランティアに参加する
- 阿蘇に暮らす
- 野草を使った循環型農業に挑戦する