「月花にあわれ嵯峨野の面影を、うつすやここの小嵐山」と第86代阿蘇大宮司阿蘇惟治が歌を詠んだことから名付けられた山。
裾には鹿漬川(しつけがわ)が流れ、京都の嵐山の渡月橋に見立てて木橋、老松の間から阿蘇の五岳を望み、まるで京都の嵐山を小さくしたような風情がある。
石段の途中には四国霊場八十八箇所にならって、人々や牛馬の安全、商売繁盛や五穀豊穣を祈って奉納した石仏も多く見られる。山頂には馬頭観音や弘法大使などの祠があり、頂上からは阿蘇五岳や古墳群が一望できる。
所在地 | 〒869-2613 阿蘇市一の宮町中通 |
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